【屋頂現視研・年度論考募集】拾荒戦略 Rags Drum 2020

拾荒戦略 Rags Drumについて
「詩の王国は内部から崩壊した……救済は存在への報奨金ではなく、カフカの言葉によれば『自分の……額の骨によって道を塞がれている』人間の最後の脱出路である。」 ——ヴァルター・ベンヤミン
より多く、よりよいACG批評・研究の再生産を促し、論者どうしの交流を深めるため、屋頂現視研は2020年よりACG論考の公募企画を毎年開催することにした。その名も、拾荒戦略 Rags Drum 2020である。
選考結果について
3か月+2か月にわたる募集と、1か月余りの選考を経て、屋頂現視研は前夜祭+後夜祭の両方で合格した原稿と作者を発表する。まず本欄で各作の題名と作者を公表し、今後できるだけ早く順次掲載する。
前夜祭+後夜祭の両方で合格した原稿と作者は、以下の8作である(順不同)。
- 「『エア行為』とは何か――存在論と内在的異質性」、Austoria
- 「必ず遅れてくるメシア――アニメ『THE ビッグオー』の一解釈」、斑鸠
- 「あなたがゲームを遊ぶのか、ゲームがあなたを遊ぶのか」、辛巴不吃素
- 「『Prey』におけるモーガン・ユウのポストヒューマンな身体構築」、ilan
- 「FGO 2.4:Soyons tout!」、両儀式所失去的
- 「ロメロの怪物――ゾンビ・イメージと堕落した他者」、哲哥
- 「アニメーションと現実、あるいは高畑勲のリアリズムの座標」、学级委员一条同学
- 「VRのラディカリティ、美少女ゲームの臨界点――『Project LUX』論」、红茶泡海苔
前夜祭では合格したものの、残念ながら後夜祭で審査員団の全会一致を得られなかった原稿と作者は、以下の通りである。
- 「森見登美彦作品におけるユーモアの系譜」、十文字
- 「DTB――停滞するスタイル」、实在狗子
先に発表した企画規定に基づき、前夜祭+後夜祭の両方で合格した各作には1,250元、前夜祭のみで合格した各作には200元の原稿料を支払う。皆で祝おう。
その他の説明
審査作業に尽力してくださった審査員団の皆様に感謝する。
马小掛、ACG愛好家
钟子默、ACG愛好家
塔塔君、ACG愛好家
rocefactor、ACG愛好家
屋顶第七任所长、ACG愛好家
企画のポスターとCM動画を制作した唯一指定真实August_Rush、ならびに企画へ親身な助言と誠実な協力を寄せた論者、団体、プラットフォームの皆様に感謝する。
今回の企画を運営するなかで、主催者である屋頂現視研も多くの経験と教訓を得た。経験や力が足りず、論者や読者の皆様にご迷惑をおかけしたことがあれば、どうか寛容にご理解いただきたい。来年はこの経験を生かしてさらに改善を重ね、論者と読者が企画から得られるものをいっそう広げられるよう努める。皆様のご支援とご注目に感謝したい。今後公開される応募作にも、ぜひ注目し、読み、広めていただきたい。
拾荒戦略、また来年。
