アーカイブ注記: これは2020年に実施され、すでに終了した募集の記録です。以下の締切、連絡先、応募方法はいずれも当時の情報であり、現在の募集案内ではありません。
「詩の王国は内側から崩壊した……救済は生存への報奨ではない。それは、カフカの言葉を借りれば、『自分自身の……額の骨に道を塞がれた』人間にとって最後の逃げ道である。」
——ヴァルター・ベンヤミン
訳注:原文は著者名だけを掲げ、引用箇所の出典と訳者を示していない。引用後半はベンヤミン「フランツ・カフカ」の一節に対応するが、原文は「額」に当たる箇所を「前肋」と記している。本訳では、ドイツ語原文の Stirnknochen と、京都大学学術情報リポジトリ所収の日本語研究に見える訳語を踏まえ、「額の骨」とした。
より多くの、より優れたACG批評・研究が生まれ、論者どうしの交流が広がるよう、屋頂現視研は2020年からACG論考の公募企画を年に一度開催することにした。その名も、拾荒戦略 Rags Drum 2020である。

募集分野と形式
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哲学・社会科学、人文・芸術、技術・メディア、産業・制作などの観点から、ゲーム、アニメ、漫画の作品、作家、歴史、産業などをめぐる現象を独自に分析・批評する論考、または比較研究を募集する。国・地域は問わず、二次創作・派生作品も対象とする。単なる翻訳や攻略記事は受け付けない。
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注や引用を付け、要旨、キーワード、参考文献を示すなど、ある程度論文に準じた形式を推奨するが、必須とはしない。応募作は文章、ビデオエッセイ、音声作品のいずれでもよい。使用言語は中国語、英語、日本語のいずれも可とするが、簡体字中国語を推奨する。応募者は、提出作がオリジナルであり、これまで商業目的に使われておらず、今後も使わないこと、また素材や見解の引用が学術上の妥当な規範に従っていることを保証しなければならない。審査の前後を問わず、剽窃や盗用が判明した場合、主催者はその事実を公表し、原稿料の支給を取り消す。
募集の流れと方法
応募の自由度を高め、より多くの論者がこの祭典に参加できるよう、募集を二つの応募区分に分ける。
1. 「前夜祭」のみに参加する場合
応募できる作品:応募者が自ら制作し、商業利用していない発表済みの作品(商業媒体で初出となり、原稿料を受け取ったものなどは除く)、または同じ条件を満たす未発表作品。
応募形式:いずれの場合も、本文全文または完成版を提出すること。
日程:
- 5月11日:企画初日より「前夜祭」の応募受付を開始。
- 8月1日:応募締切(二つの応募区分に共通)。
- 8月7日:「前夜祭」の合格作を発表。「前夜祭」のみに応募した原稿と、「前夜祭」+「後夜祭」に続けて参加する原稿の双方を含む。「前夜祭」が終了し、「後夜祭」が始まる。
審査方式:
「前夜祭」のみに応募された作品は、主催者が受領後、速やかに審査員団へ送付する。
審査員団は、独自性、思想性、批判性を重視する方針のもと、多数決によって合否を判定する。
発表と原稿料:
審査員団が合否を決定しだい、主催者は速やかに応募者へ連絡する。合格作は、屋頂現視研の各プラットフォームで速やかに順次公開する。
合格作には、主催者が200~300元程度の原稿料を支払う。
2. 「前夜祭」+「後夜祭」に続けて参加する場合
応募できる作品:応募者が自ら制作し、商業利用していない未発表の作品。
応募形式:「前夜祭」では200~500字の概要で応募できる。本文全文または完成版での応募も歓迎する。「後夜祭」では本文全文または完成版を提出し、かつ「前夜祭」で示したテーマを引き継ぐこと。「後夜祭」に提出する作品とその作者は、「前夜祭」で合格したものと同一でなければならない。
日程:
- 5月11日:企画初日より「前夜祭」+「後夜祭」枠の応募受付を開始。
- 8月1日:応募締切(二つの応募区分に共通)。
- 8月7日:「前夜祭」の合格作を一斉発表。「前夜祭」のみに応募した原稿と、「前夜祭」+「後夜祭」に続けて参加する原稿の双方を含む。「前夜祭」が終了し、「後夜祭」の応募受付が始まる。
- 10月7日:「後夜祭」の応募締切(「前夜祭」+「後夜祭」枠の後半)。
- 10月下旬:「後夜祭」の合格作を一斉発表。「後夜祭」が終了し、企画全体を完了する。
編集部注:原文では、上の日程欄が「後夜祭」の合格作発表を「10月下旬」とする一方、下の「発表と原稿料」欄では「10月7日」としており、記載が一致しない。本訳では両方を原文どおり残した。
審査方式:
「前夜祭」+「後夜祭」に続けて参加する作品は、主催者が受領後、速やかに審査員団へ送付する。
審査員団は、独自性、思想性、批判性を重視する方針のもと、全会一致によって合否を判定する。
発表と原稿料:
「前夜祭」+「後夜祭」に続けて参加する原稿は、審査員団の選考を経て8月7日と10月7日にそれぞれ合格作を一斉発表する。その後、屋頂現視研の各プラットフォームで速やかに順次公開する。
合格作が5本以上の場合、10,000元を合格作数で割った金額を各作の原稿料とする。合格作が0~4本の場合は、1本につき2,000元の原稿料を支払う。
二つの応募区分に共通する応募方法(いずれか一つを選択):
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QQの連絡先を添えて、原稿を lab_on_roof@163.com へ送付する。
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企画のQQグループに参加し、グループファイルへ原稿をアップロードしたうえで主催者へ連絡する:254735319。
特別な事情により以上の方法で応募できない場合は、屋頂現視研の知乎またはBilibiliアカウントへ個別に連絡し、相談すること。
審査員団
- 马小掛、ACG愛好家。
- 钟子默、ACG愛好家。
- 塔塔君、ACG愛好家。
- rocefactor、ACG愛好家。
- 屋顶第七任所长、ACG愛好家。
その他
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「前夜祭」のみに参加した合格作について、屋頂現視研が作者に求めるのは、屋頂現視研の各プラットフォームで初出を条件としない、非独占の掲載許諾のみとする。「前夜祭」+「後夜祭」に続けて参加した合格作について求めるのは、同じく各プラットフォームで初出として掲載するための、非独占の許諾のみとする。ここに明記されていない著作権上の権利は、作者に帰属する。
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より多くの、より優れたACG批評・研究が生まれ、論者どうしの交流が広がるよう、屋頂現視研は合格作をビデオエッセイなどの形式へ翻案する場合がある。実施前に作者へ知らせて同意を得るものとし、ビデオエッセイにおいても作者の著作権上の権利を保障する。
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企画のポスターとCM動画を制作した唯一指定真实August_Rush、ならびに企画へ親身な助言と誠実な協力を寄せた論者、団体、プラットフォームの皆様に感謝する。
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初めての開催で経験が不足しているため、主催者は法令および各プラットフォームの規約が認める最大限の範囲で、企画の実施方法や進行手順などの規定を解釈・変更する権利を留保する。論者と読者の皆様にはご理解いただきたい。
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読者・論者の皆様には、本告知と企画情報の共有・周知、議論への参加、投稿を歓迎する。
