
拾荒戦略 Rags Drum について
アニメ・コミック・ゲーム(ACG)をめぐる優れた批評や研究がさらに生まれ、書き手たちが交流できる場をつくるため、屋頂現視研は2021年、第2回となるACG原稿公募を開催しました。その名も――
拾荒戦略 Rags Drum 2021
前夜祭 選考結果
ポスターに示された企画全体の開催期間は2021年5月から10月までです。そのうち前夜祭については、三か月にわたる募集と選考を経て、通過した原稿とその書き手を発表します。掲載順は順位と関係ありません。
前夜祭・後夜祭の両方に参加する枠
この枠で選考を通過したのは、次の13本です。いずれも前夜祭と後夜祭の両方に参加します。
- 米岡「複製品からシミュラークルへ――文芸消費の現代的転回」
- CM「『おそ松さん』第3期――松原秀のショートコントをめぐる旅」
- Suro Afmofo「『PSYCHO-PASS』から管理社会と抵抗を考える」
- Vall「鼻通霊、フィルム・ノワールと24面ダイス――『ディスコ エリジウム』の物語の肌理」
- 哲哥「恐獣――アメリカはいかにしてタイタンの故郷となったか」
- 宫酒姬「ポスト美少女と美少女のあと――美少女ゲームの〈ポスト〉をめぐる考察」
- 斑鸠「空間化された身体VS身体化された空間――日本アニメにおける空間と身体の想像力」
- 甚谁「死はいかに「新生」するのか――異世界転生作品における死の研究」
- 真紅様「『サクラノ詩』の哲学的ジャングルを抜けて」
- 红茶泡海苔「聖地巡礼はいかにして可能となるのか――『narcissu』における自殺の旅の偶然性」
- 怀剣「ネットワーク技術は政治をどこまで変えられるのか」
- 心田安详「『溺れた巨人』を読み解く――「巨人」という隠喩の一解釈」
- 米岡「チップ、切断、死の欲動――伊藤開司の自殺ゲーム」
前夜祭のみの参加枠
前夜祭のみの参加枠で選考を通過したのは、次の2本です。いずれもすでにBilibiliで公開されています。
- 宫酒姬「『風の谷のナウシカ』から『東方鬼形獣』へ――さまざまな苦境のなかの『偶像に世界を委ねて ~ Idoratrize World』」
- 真紅様「『涼宮ハルヒ』シリーズと〈セカイ系〉を起点に――ポストモダンとACGN研究をめぐるいくつかのうわごと」
企画規定に基づき、前夜祭を通過した各原稿には200~300人民元の原稿料が支払われます。
みんなで祝いましょう。
その他
選考にあたっては、次の審査員のみなさんが自発的に審査を引き受けてくださいました。
- will(ACG愛好家)
- 马小褂(ACG愛好家)
- 有电拍拍(ACG愛好家)
- rocefactor(ACG愛好家)
- 屋顶第十一任所长(ACG愛好家)
本企画のポスターとCM動画を制作してくださった唯一指定真实August_Rush、そして親身な助言と心のこもった協力を寄せてくださった批評・研究の書き手、サークル、プラットフォームのみなさんに感謝します。
後夜祭でまたお会いしましょう。