
はじめに
試しに、哲学とは何かを言ってみよう。知を愛し、考えることをやめない――それは、すべての人のための思想の営みだ。
哲普とは何か。哲学の知と思想を広める活動であり、営みであり、哲学を、それが本来属していた友たちのもとへ返すことだ。
だから、この活動の募集範囲は、論述分野でいえば、一般的な意味での哲学という学問領域に決して限られない。広義の社会科学分野(社会学、政治理論、政治経済学……)、精神分析、神秘主義や宗教学(迷信という意味ではなく)などを挙げれば、今回の募集範囲を指し示せるだろう。「哲普」と呼ぶのは、この言い方が比較的よく知られていて分かりやすいからにすぎない。
網哲隣人部(网哲邻人部)は、哲学・社会科学を愛好するネットユーザーが自由意志で結成したオンライン共同体だ。成立以来、発信内容の中心はボランティアによる翻訳(文章、動画を含む)だったが、私たちはそれだけにとどまりたくない。翻訳そのものには一定の限界があるし、より多く、よりよい活動を通じて、より多く、よりよいコンテンツが生まれ、思想を担う人びとが出会うことも期待している。そこで今回の哲普原稿募集活動を、試しに行うことにした。どうか同好のみなさん、同学のみなさん、同志のみなさん、惜しみなく原稿をお寄せください!
原稿の要件
- 形式は、文章、音声、動画のいずれでもよい。
- 文章は全体で1000字以上5万字以下、音声と動画は2時間以内とする。
- 形式面では、各自が学術論文の規範にかなうと考える形で執筆・組版することを勧める。形式を強制するものではないが、原稿の言語は簡体字中国語とすること。
- 内容は、まだ発表されていないオリジナル原稿であること。具体的な執筆対象は「はじめに」を参照。細かくは限定しない!
募集期間
本日から10月8日23時59分まで。
時間はまだかなりありますよ~。
募集賞
- 苦悩意識賞:1~5名、1名につき1000元の原稿料。
- レンズ磨き賞(磨镜片奖):1~10名、1名につき100元の原稿料。
*賞金は部員からの贈与によるもの。受賞枠の数はあらかじめ定めていないため、ひょっとすると1名だけかもしれない。
審査委員
網哲隣人部2021年秋の編集部が組織した審議会が、二つの賞について二段階で投票する。
- 第1ラウンドはレンズ磨き賞を対象とする。過半数の賛成で授賞とし、過半数に達しなければ不成立とする。
- 第2ラウンドは、第1ラウンドを通過した文章作品を対象とする。全員一致で可決されれば苦悩意識賞を授賞し、そうでなければ第1ラウンドで得た賞をそのまま残す。
審査というものに、究極の保証などない。名門大学の博士を何人か連れてきて「場を固め」ても、結局は何の役にも立たない。網哲隣人部編集部はできる限り努めるが、あとは読者と歴史の検証に委ねるしかない。
審査基準/投稿への提案
- 想定する読者は哲学愛好者であって、哲学の専門家ではない。努力すれば大筋を理解できる程度を想定している。あまりに難解で、前提知識を必要としすぎる論述テーマや書き方は、謹んでお断りする。とはいえ、「人の言葉で話せ」「もっと分かりやすく、簡単に」と、際限なく求めるわけではない。使うべき学術用語は、使うよう勧めるだけでなく、正確に使わなければならない。また、引用も適切に行ってほしい。
- 学術的伝統(大陸系/分析哲学/古典……)は問わない。また、思想史や思想家を論じるものでも、哲学上の問題や概念に正面から向き合うものでも構わない。ただ、思考と批判の営みに役立つものであればよい。
- 法令に違反するセンシティブな内容は受け付けない。狭義の文芸批評・文化研究(書評、映画評など)も受け付けない。翻訳や、ただのオウム返しは受け付けない。
投稿方法
- メール:
lab_on_roof@163.com。QQの連絡先を添えること。 - QQグループ:
1034490414。網哲隣人部のグループファイルに原稿をアップロードすること。
原稿の権利
網哲隣人部は、オリジナル原稿を知乎(Zhihu)/Bilibili(B站)/微信公众号(WeChat公式アカウント)など、自分たちの専用欄で初出掲載する権利を有する。その他の著作権上の権利は、引き続き作者が保持する。作者の同意が得られれば、動画化を検討する。原稿は活動終了後、できるだけ早く公開する。
経験不足のため、告知後に活動の規定や説明を変更する可能性がある。最新版を基準にしてください。どうかご容赦ください!
